ー髪の毛が傷んだときは美容室のトリートメントがおすすめな理由を紹介ー

髪の毛を傷めたときには

ヘアスタイルを変えて、髪のおしゃれを楽しんでいる人は多いのではないでしょうか？

 

しかし、カラーやパーマをすると、どうしても気になるのが、髪の毛のダメージです。

 

そのようなときは、美容室でトリートメントを受けるのが効果的であることを知っていますか？

 

ダメージを受けた髪の毛は、日常的なケアが欠かせません。そこで、美容室のトリートメントでしっかり栄養を入れたり、ダメージを補修したりすることで、新しいヘアスタイルを維持しやすくなるのです。

 

そこで今回は、髪の毛の傷みの原因と、美容室のトリートメントが効果的な理由をわかりやすく紹介します。

 

原因

髪の毛が傷む原因は1つではありません。

 

カラーやパーマなどの施術を受けなかったとしても、日常生活のなかに髪のダメージに繋がるものがあります。

 

美容室のトリートメントは、カラーやパーマなどの施術を受けたことによるダメージだけではなく、日常生活で起きた髪のダメージの修復もできます。

 

ここからは、髪の毛のダメージの原因を紹介しましょう。

 

日光による紫外線

肌に直接日光の紫外線を浴び続けることが好ましくないというのは、広く知られています。実は、髪の毛も肌と同じように、日光による紫外線を浴び続けるとダメージを受けるのです。

 

髪の毛は、日光による紫外線を浴び続けると、表面にあるキューティクルが傷み、乾燥に繋がります。さらに、乾燥することによって、髪に必要な水分や油分が失われ、栄養も逃しやすい状態になります。また、髪の毛が乾燥すると、切れ毛や枝毛の原因にも繋がります。

 

しかし、日光に当たらずに生活することは不可能です。

 

日常的にできる日光に対する紫外線対策としては、日傘を使ったり、紫外線をカットする効果があるスタイリング剤を使ったりすると良いでしょう。

 

ただし、このような対策を講じても、日光による紫外線で受けるダメージを完全に防げるわけではありません。そのため、乾燥が気になったり、切れ毛や枝毛が目立ったりするときには、美容室でのトリートメントがおすすめです。

 

熱

シャンプーをしたら、ドライヤーを使う人がほとんどでしょう。また、スタイリングのときに、ヘアアイロンを使う人も多いのではないでしょうか？

 

実は、これらの熱は髪の毛のダメージの原因でもあります。

 

髪の毛は、熱を加えすぎると、髪の内部にあるタンパク質が硬くなります。タンパク質が硬くなると、髪の毛がごわごわすると感じる人が多いです。これは、髪の毛が熱によってやけどした状態なのです。

 

ドライヤーやアイロンなどの熱のダメージを減らしたいときは、髪の毛を熱から守る洗い流さないトリートメントを使ったり、アイロンで高い熱を加える頻度を減らしたりしましょう。

 

なかなか熱によるダメージを減らせないと感じたときには、美容室のトリートメントがおすすめです。美容室のトリートメントのなかには、熱を加えてトリートメントを行う方法もあります。髪の毛に熱を加えるときには、温度や方法、頻度などがポイントなのです。

 

濡れた状態を放置

髪に熱を加えすぎると、ダメージに繋がります。一方、髪の毛を濡れたまま乾かさないでいることもダメージに繋がります。髪の毛が濡れていると、キューティクルが開きます。キューティクルが開くと、髪は無防備な状態になり、多くのダメージを受けるのです。そのため、濡れた髪のままでいると、髪の毛同士や枕などの摩擦でもダメージを受けやすくなります。

 

摩擦が起きると、キューティクルが剥がれるだけではありません。剥がれたキューティクルから、髪の水分や油分、栄養が失われていきます。そのため、髪の毛の乾燥やごわつきが起きるのです。

 

髪の毛は、熱を加えすぎることも好ましくありません。しかし、熱を加えすぎないこともダメージに繋がります。

 

ケアが傷めることも

特にロングヘアの人は、髪の毛をよくとかす人も多いのではないでしょうか？また、髪の汚れを溜めないために、しっかりシャンプーしているという人も多いでしょう。

 

髪の毛同士が絡み合わないように、ブラッシングをすることは、大切です。髪についたスタイリング剤などをきれいに落とすことも、髪のダメージを減らすために効果的です。しかし、髪の毛に摩擦を起こしすぎると、ダメージの原因になります。

 

髪の毛同士の摩擦を減らしながらブラッシングをしたいときは、まずブラッシングをしてから、泡立てたシャンプーで洗うようにしましょう。ブラッシングをするときは、毛先の柔らかく絡みやすい箇所からとかすこともポイントです。

 

髪のダメージが大きく、髪が絡みやすかったり、自分ではヘアケアが行き届かないと感じていたりするときには、美容室のトリートメントを受けると、日頃のケアもしやすくなります。

 

薬剤

美容室の施術で使われる薬剤でも、髪の毛のダメージが起きます。特に、アルカリ性の薬剤は、ダメージを与えやすく、キューティクルが開き、髪の毛のタンパク質が失われる原因を作りやすいです。

 

そのため、カラーやパーマなどの薬剤を使った施術を受けるときには、トリートメントを併せて施術してもらうと良いでしょう。

 

特に、カラーやパーマを繰り返しているときは、ダメージが蓄積されやすく、補修に時間がかかります。ダメージが蓄積された髪の毛にさらにカラーやパーマなどの施術を加えると、ダメージが大きくなるだけではなく、施術の効果が発揮されないこともしばしばあります。

 

美容室で施術を受ける前後には、施術に合わせたトリートメントを受けるようにしましょう。

 

美容室のトリートメントは

髪の毛はさまざまな原因でダメージを受けます。日常生活のなかで避けられないものもあれば、ケアを行うことでダメージを減らせるものもあります。

 

大切なことは、髪の毛の状態に合わせたケアを受けることです。

 

美容室のトリートメントは、髪の毛に精通した美容師が施術を行います。

 

カラーやパーマをしていても、人によって髪の毛の状態は異なるため、状態を正しく診断し、必要な栄養をしっかり行き届かせることが大切なのです。

 

また、美容室のトリートメントを受けたあとは、効果を少しでも持続させるために、ホームケアのアドバイスも受けましょう。継続しやすいセルフケアをしながら、定期的に美容室のトリートメントを受けることで、ダメージのない髪の毛を目指してみてはいかがでしょうか？