健やかな髪を保つためには、美容室にどれくらいの頻度で通えばいいの？

 

夏になり、プールやリゾートでの旅行、夏祭りなどお出かけの機会も増えたのではないでしょうか。おでかけの際には、ヘアスタイルもバッチリ決めたいですよね。

 

そろそろ美容室に行きたいけど、そもそも美容室にはどれくらいの頻度で通えば良いか分からない方もいらっしゃると思います。

 

健やかな髪を保つために、美容液に通う頻度について一緒に見ていきましょう。

 

美容師でのカットのタイミングについて

まずはカットのタイミングについて、ヘアスタイルの長さ別に見ていきましょう。

 

ショートヘアの場合は、最もヘアスタイルが崩れやすいので、美容室に通う頻度が高く、目安としては月に1〜2度ほどの頻度でカットすると、スタイリングが決まりやすくなります。

 

ミディアムヘアだと、髪が伸びてもショートヘアと比べると外見的に分かりにくくなるので、美容室に通う頻度は1.5〜2ヶ月が目安になります。前髪や顔まわりも忘れずにカットしてもらいましょう。

 

ロングヘアの場合は、ミディアムヘア同様、顔まわりの髪の毛を1.5〜2ヶ月後に一回整えてもらうのが良いです。

 

髪を伸ばす場合は、うしろの髪の毛は頻回にカットしなくても良いですが、ダメージがある部分はカットしてもらった方が綺麗な髪の毛をキープできます。

 

ベビーバンクなどの前髪がある方やピクシーカットの方は、数週間おきに美容室に通う方もいらっしゃいます。髪を伸ばしているときはカットに行かなくても良いと思いがちですが、実は髪はダメージを蓄積するもの。

 

やはり、3ヶ月に一回はダメージのある所だけでもカットしてもらうのが良いそうです。

 

髪の毛の質や髪の毛が伸びる速さは人それぞれ異なるため、美容師さんと相談しながらカットを決めるのもおすすめです。

 

美容室でのカラーリングのタイミングについて

次に、カラーリングのタイミングについてです。髪の伸びる速さは個人差がありますが大体1cm〜2cmと言われています。

 

なので、2〜3ヶ月もすれば、根本と染めた部分の色の違いが分かり、いわゆるプリン状態になります。なので、プリン状態を防ぎたい場合は、2〜3ヶ月おきにカラーリングをすることをおすすめします。

 

また、カラーリングしたあとの髪の色素は、シャンプーや紫外線により退色していきます。なので、カラーリングの色味が限界まで保っても3ヶ月といわれています。

 

色味を綺麗に保つためにも、定期的なカラーリングは必要不可欠であるといえます。

 

また、髪の明るさでカラーリングの頻度は変わると言えます。

 

地毛とあまり変わらない髪色であれば、プリン状態やカラーの退色などあまり気にならないかもしれませんが、ブリーチを入れ明るいカラーを入れた場合は数週間で違いを実感するかもしれません。

 

こだわりカラーの方は1ヶ月に一回、綺麗なカラーを維持したい人は2ヶ月に一回、身だしなみ程度に整えたい方は3ヶ月に一回カラーリングしてあげると良いでしょう。

 

カラーの退色や髪の伸びるスピードは個人差があるため、不安があれば美容師さんに相談してみましょう。

 

美容室でのトリートメントのタイミングについて

カラーリングやカットと比べると案外馴染みのない、トリートメントのタイミングについて見ていきましょう。

 

美容室でのトリートメントのタイミングですが、概ね1ヶ月〜1ヶ月半が理想と言われています。

 

ダメージの進行具合でトリートメントのタイミングが変わり、枝毛や切れ毛がある場合3週間に一回、うねり、パサつきがある場合は1ヶ月に一回のトリートメントをおすすめしています。

 

また、カラーやパーマをしたあとにトリートメントするのがおすすめ。

 

カラーやパーマ後はどうしても髪がデリケートになっているため、トリートメントをしてあげることでダメージの予防、パーマやカラーの持ちもよくしてくれます。

 

また、美容室のトリートメント効果を高めるためにはホームケアも欠かせません。

 

シャンプーはマイルドなアミノ系シャンプーを使用する、洗い長さないトリートメント使用後、ドライヤーの前にトリートメントを付けて乾かすと良いでしょう。

 

美容室でのトリートメント後は、ホームケアも併用して綺麗な髪を保ちましょう。

 

美容室でのパーマ、縮毛矯正のタイミングについて

縮毛矯正は髪の長さでかけるタイミングや頻度が違います。

 

前髪は3ヶ月おき、ショートは2〜3ヶ月おき、ミディアムは3〜4ヶ月おき、ロングは半年おきでも良いでしょう。髪質によって根本のうねりが強く出る場合もあるので、矯正のタイミングについては美容師に相談しましょう。

 

パーマについては熱を加えず薬液を使用するコールドパーマ、熱を加えるデジタルパーマがあります。

 

パーマのもちは、コールドパーマが2〜3ヶ月、デジタルパーマが5〜6ヶ月ほどといわれています。

 

髪質やスタイリングによってパーマをかける頻度は変わりますので、自分の希望のヘアスタイルになるようカウンセリング時にしっかり自分の要望は伝えるようにしましょう。

 

髪の長さ別のスタイリング難易度

髪が伸びるとスタイリングが崩れるため、頻回に美容室に行っておかないといけないショートヘアですが、バームやオイルをさっと着けるだけでスタイリングが決まるので、朝忙しい人におすすめです。

 

ミディアムは寝癖やうねりが出て扱いが少し難しくなりますが、そのまま下ろしてカジュアルにも、巻いたりパーマをかけて華やかにするのも良く、アレンジの幅が広いヘアスタイルと言えるでしょう。

 

ロングヘアは、その長さゆえに手入れが大変ですが、セットすれば非常に華やかです。レイヤーやパーマを取り入れて時短でセットしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか。意外と美容室に行く頻度って知らなかった、という方の参考になれば幸いです。

 

美容師さんはカウンセリングを1人1人に丁寧に行い、ベストな施術を提供してくれます。髪の悩みや、思い切って試したいスタイリングなどがあれば、まず美容室に行って美容師さんに相談してみましょう。

 

この夏は髪のダメージケアもしつつ、素敵なヘアスタイルで過ごしましょう！